【悩み解消】髪が薄くなった男性が知っておきたい薄毛の知識

男の自分磨き



悩んでいる人
悩んでいる人
  • 髪が薄くなってきた!どうすればいい?
  • 薄毛の理由が知りたい!
  • 薄毛への対応策を知りたい!



こうした悩みが解決できる記事を作成しました。



自己紹介

大之助
大之助

マッチングアプリで恋愛する人を支援する仕事をしています。

これまでのアドバイス実績250名以上



この記事の参考文献
男性型脱毛症治療ガイドライン(日本皮膚科学会)
薄毛の科学(板見 智)



この記事でわかること
この記事を読めば、医学的に正しい男性の薄毛原因や対応策についてわかります。

前半では「薄毛の原因やメカニズム」、後半では「薄毛の治療方法」を紹介しているので、ぜひ読んでみてください!



髪が薄くなった理由とは?男性の薄毛原因



男性が薄毛になる要因としては『男性型脱毛症(AGA)』と『円形脱毛症』の2つが主に考えられます。

男性型脱毛症とは?
前髪や頭頂部の毛が年々薄くなっていく症状

■円形脱毛症とは?
心のストレスや病気などで頭の一部の毛が丸く抜け落ちる症状


※この2つは治療方法がまったく異なるため注意が必要です。




2つの脱毛症のうち、より多くの男性を悩ませるのは『男性型脱毛症(AGA)』です。


しかし
『何が正しい治療法なのか?』
『なぜ薄くなってしまったのか?』


といったことが、イマイチわからないのが男性型脱毛症(AGA)です。

そこで、ここからは男性型脱毛症(AGA)について解説していきます。


髪が薄くなったのはなぜ?男性型脱毛症(AGA)を引き起こす2つの要因



男性型脱毛症(AGA)を引き起こす要因は2つです。

・男性ホルモン
・遺伝



これはAGAという言葉からも読み解くことができます。

AGAとはAndrogenetic alopeciaの略

Androとは『アンドロゲン』 
⇒男性ホルモンのことを指します。

Geneticとは『遺伝』

alopeciaとは『脱毛』



つまり、男性型脱毛症(AGA)とは『遺伝』と『男性ホルモン』によって生じる脱毛症ということです。



男性型脱毛症(AGA)は本当に遺伝するの?


男性型脱毛症(AGA)は遺伝すると聞いたことがある人もいると思います。

これが真実なのかについて調べてみたところ、医学的にも男性型脱毛症は遺伝することが証明されているそうです。

AGAの原因を解明したアメリカの研究者ハミルトンが1942年に行った臨床試験によると、男性ホルモンを投与して脱毛が進行した男性の家系には男性脱毛症の人が多く、男性ホルモンを投与しても脱毛が現れなかった男性の家系には男性型脱毛症の人が少ないという傾向があった。



髪が薄くなったのはなぜ?男性型脱毛症(AGA)のメカニズム



男性型脱毛症は、血中を流れる男性ホルモンの一種であるテストステロンという弱い男性ホルモンがディハイドロテストステロン(DHT)という強い男性ホルモンに変化して毛を作る細胞(毛母細胞)に入りこむことによって起こります。

DHTという強い男性ホルモンが毛を作る細胞(毛母細胞)に入り込むことで正常な細胞分裂を邪魔してしまい、髪の毛を作るサイクルを乱してしまうのです。

髪の毛を作るサイクルが乱れた結果、髪の毛が充分に成長していないのに抜け落ちてしまうことで男性型脱毛症は進行します。


男性型脱毛症(AGA)で髪が薄くなった男性ができる治療法



男性型脱毛症(AGA)にはいくつもの治療法とされるものがありますが、なかには科学的な証拠があまりないものも存在します。

しかし、お金をかけて治療をする以上、できるだけ科学的な証拠のある治療法をしたいと思うのが当然だと思います。

そこで、ここからは日本皮膚科学会が公表している『男性型脱毛症治療ガイドライン』に基づき科学的に根拠のある治療法について、下記のポイントに絞って紹介します。



男性型脱毛症(AGA)の治療ポイント

①毛を生やす
②抜け毛を防ぐ

③増毛する



それではガイドラインで有効と紹介されている治療法を『毛を生やす』『抜け毛を防ぐ』『増毛する』の軸で紹介していきます。


男性型脱毛症(AGA)治療ポイント①毛を生やす


毛を生やすのに効果があると認められているのは『ミノキシジル』という外用薬です。

世の中には発毛剤と育毛剤があり紛らわしいですが、毛を生やす効果があるのは発毛剤で、男性型脱毛症の場合は5%のミノキシジルが含まれている薬を塗ることで効果があるとされています。


※ちなみにミノキシジルには内服薬も存在しますが、日本皮膚科学会の男性型脱毛症治療ガイドラインでは「ミノキシジルの内服療法は利益と危険性が十分に検証されていない」という理由から推奨されていません。


抜け毛を防ぐ


抜け毛を防ぐのに効果があると認められているのは『フィナステリド』と『デュタステリド』という内服薬です。

この2つの内服薬はテストステロンをより強力なジヒドロテストステロン(DHT)に変化するのを抑えることで、DHTが毛を作る細胞(毛母細胞)に入り込み、髪の毛を作るサイクルを乱してしまうのを防ぐ効果があります。


増毛する



増毛に効果があると認められているのは自毛植毛です。
自毛植毛とは自分の毛を移植する治療法のことです。

位置づけとしてはフィナステリド及びデュタステリド内服やミノキシジル外用薬での治療で効果が得られない人が行う最終手段です。



※ちなみに『自毛植毛』の他には人工の毛を植毛する『人工植毛』があります。
人工毛植毛術については、日本皮膚科学会の男性型脱毛症治療ガイドラインでは『医療法上の問題はないが、有害事象の発生を看過できないため、安全性に関する高い水準の根拠が得られるまでは、原則として人 工毛植毛術を行うべきではない。』とされています。


その他の治療方法について


上記で紹介した治療法以外にも、日本皮膚科学会の男性型脱毛症治療ガイドラインでは下記の治療法もある一定の効果があるとしています。

その他の治療法

・LED および低出力レーザー照射
・アデノシンの外用
・カルプロニウム塩化物の外用は
・t-フラバノンの外用
・サイトプリンおよびペンタデカン
・ケトコナゾールの外用



これらの治療法について詳しく知りたい人はガイドラインを読むことをオススメします。
男性型脱毛症治療ガイドライン(日本皮膚科学会)


AGAで髪が薄くなった男性がやるべきこと(まとめ)


今回は、髪が薄くなった男性の原因や治療方法について解説しました。

残念ながら、AGAは放置していても進行を止めることはできません。

しかし、治療に対しての正しい知識を持って治療に向き合えば改善することができます。

程度の差はあれど多くの男性にとって避けては通れないAGAの悩みです。
この記事が多くの男性にとって勇気になれると幸いです。


この記事のまとめ

髪が薄くなる原因
・男性型脱毛症(AGA)or 円形脱毛症の可能性がある
 ⇒男性型脱毛症が原因のことが多い
 ※治療法が異なるので注意が必要

男性型脱毛症(AGA)のメカニズム
・男性型脱毛症は男性ホルモンと遺伝が関係している
・弱い男性ホルモンが強い男性ホルモンに変化
・強い男性ホルモンが毛を作るサイクルを乱すことで脱毛

■男性型脱毛症(AGA)に効く治療法
・毛を生やすには外用薬のミノキシジル5%
・脱毛を防ぐには内服薬のフィナステリド
・最終手段としては自毛植毛という手段がある



おすすめ記事

知らないと無駄になる?恋愛に必要なお金の話



ファッションが苦手な男性必見!女性にモテる服装の知識



初心者が失敗せずにモテる眉毛にする方法



タイトルとURLをコピーしました